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マイホーム借上げ制度とは

1.制度概要
今市場では戸建ての賃貸物件が少ないため、戸建ての賃貸物件に住みたくても住むことが出来ない若い世帯が多く、反対に若いころ建てられたご自宅に不自由を感じながらお住まいになられているシニア世代の皆様が多いという状況があります。若いころ建てた建物を若い世帯に借りてもらって、その家賃を有効利用でき易くする制度がこの「マイホーム借上げ制度」です。一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)によって運営されています。

 

一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)ホームページ

 

JTIの「マイホーム借上げ制度」は、シニアの皆さま(50歳以上)のマイホームを最長で終身にわたって借上げ、国の基金によるサポートも得て、安定した賃料収入を保証するものです。

 

2.メリット

 

○シニアの皆さま(50歳以上)のご自宅、空き家をJTIが借上げ、貸主となりますので、賃借人とのトラブル(家賃回収、立ち退きなど)はすべてJTIが解決します。賃貸経営の煩わしさを感じることなく賃料収入を得ることが出来ます。

 

○最初の入居者が決まった時点より賃料保証が発生します。以後空き家になったとしても最低賃料収入が保証されます。第二の年金として有効利用できます。

 

○賃料収入は国の基金によるサポートがございますので、それを元に住宅ローン(フラット35、その他JTI提携銀行)やリフォームローンを組むことが可能です。

 

○JTIと賃借人の間で交わされる契約は3年の定期借家契約なので、もしご自宅に戻りたい、という場合には定期借家契約満期後にはスムースに戻ることが可能です。(要6か月前通知)

 

○若いころに建てた家が必ずしもシニア世代の皆様のライフスタイルに合っているとは限りません。ライフスタイルに合った家に住み替えをご計画の方にもおすすめです。

 

○日本全国でご利用いただけます。

 

3.デメリット

 

○JTIが賃借人を募集する家賃は市場よりやや低め(約90%~80%)になります。保証額は、賃料からさらに運営費(家賃の10%)、管理費(家賃の5%)を差し引いた額となります。よって相場家賃の75%~65%の範囲となります。

 

○空き家状態になった場合、保証家賃は賃料相場の約65%ほどになります。

 

○すぐに戻りたいという場合でも賃借人との定期借家契約が満期を迎えるまでは戻ることが出来ません。さらに6か月前告知が必要です。

 

○賃借人が変わるたびに賃料の見直しがあります。その際保証家賃が下がる可能性もございます。

 

○保証額の上限は127,000円となります。

 

4.利用条件

 

利用者

 

○日本に居住する50歳以上の方(国籍不問)、または海外に居住する50歳以上の日本人

 

○同上の共同生活者(共同所有の不動産の場合、50歳以上の方が1名でもいらっしゃればOKです)

 

物件

 

○日本国内の住宅

 

○共同所有の場合、全員の承諾が得られること

 

○土地について所有権ないし適法な権原(賃借権、長期の定期借地権など)を有している

 

○現在所有者以外の方が居住している場合、制度申し込み時点で明け渡しが完了していること

 

○住宅に一定の耐震性が確保されていること

 

○住宅が事業用ではないこと

 

○建築基準法、建築基準関連規定に適合していること(違法建築、違法増築などが無い)

 

○抵当権が付いていない、もしくは抵当権者の承諾を得ることが出来る物件

 

○破産、民事再生の申し立てをしていない。強制執行を受けていない

 

○固定資産税の滞納、不動産関連の諸費用支払いが滞っていない

 

○火災保険をかけている

 

※詳しくはお問い合わせください。

 

 

Book Us: ​1800-000-0000​​
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